2014-11-11 第187回国会 参議院 国土交通委員会 第4号
台風十八号による影響で静岡県の由比地区、土砂崩れが発生いたしました。東西を結ぶ大動脈であるJR東海道線や、あるいはまた東名高速道路、国道一号線が一時不通になったわけでございます。国内流通の要となる鉄道や道路の土砂災害対策の現状はどのようになっているのかお伺いしたいということが一点。
台風十八号による影響で静岡県の由比地区、土砂崩れが発生いたしました。東西を結ぶ大動脈であるJR東海道線や、あるいはまた東名高速道路、国道一号線が一時不通になったわけでございます。国内流通の要となる鉄道や道路の土砂災害対策の現状はどのようになっているのかお伺いしたいということが一点。
次いで、国際拠点港湾の清水港を主として車中から視察した後、静岡市由比地区にある地すべり対策地区を視察しました。 由比地区は、太平洋沿いの極めて限られたエリアに、日本の大動脈である東名高速道路、国道一号、JR東海道本線が集中する交通の要衝であります。
東海、東南海、南海三連動地震に備えて、耐震性あるいは巨大津波対策の総点検を実施し、耐震補強、液状化対策、さらには由比地区の地すべり対策や越波対策等を本格的に推進すべきである、こう考えますが、大臣の御所見をお伺いします。
この中で、本年度は、静岡市由比地区におけるサクラエビ、シラスなどの高度衛生管理に向けた取り組み、あるいは上天草市の大矢野地区における調理の難しいハモのすり身加工の取り組みなど、消費拡大に向けて、今積極的に取り組みを支援させていただいているところでございます。
○井上(啓)政府委員 今先生御指摘のように、由比地区は東名高速と一号とが非常に近接しておりまして、我が国の東西を結ぶ重要な地区だというふうに認識しております。
○宮本説明員 ただいま御質問のありました地震対策としての幹線道路の迂回路の確保についてでございますけれども、静岡県庵原郡の由比地区は、先生御指摘のとおり、我が国東西を結ぶ東名高速自動車道、国道一号という重要な幹線道路が通っております交通のかなめとなっております。
○望月委員 時間ももうございませんので、最後に提案をしておきたいと思いますけれども、先ほどの太平洋ベルト地帯の大動脈、すなわち東名高速、国道一号、JR、新幹線の四ルートが集中する由比地区が寸断されると、防災対策は根本から覆されると予想されます。また、海と山に囲まれた狭隘の地域のため、今現在、他に迂回するルートはないというのが現状でございます。
○廣瀬(利)政府委員 由比地区の地すべり対策は、林野庁が今御説明いたしましたように、二百四十七ヘクタール実施をいたしておりますが、建設省はその西側の十九ヘクタールを実施しております。四十五年から事業に着手をいたしておりまして、自来六十年度までに補助、県単事業を合わせまして約九億二千万の対策事業を実施いたしております。
由比地区におきます林野庁所管の地すべり防止区域といたしましては、寺尾地区を中心といたしまして二百四十七ヘクタール指定をいたしております。事業といたしましては、昭和五十年度から第三次の国の直轄地すべり防止事業ということで、重点的にその推進を図ってきておるところでございます。昭和五十年度以降六十年度までの事業実績は、事業費にいたしまして百八十四億七千百万、このような形になっております。
私いつも一号線のことを心配するのですが、特に一号線の中で、東名高速と一号線と東海道、三つが全部集まっておりますのが静岡県の由比地区なんです。ここは常襲の地すべり地帯で、もしもこれが地すべりを起こしますと、日本の大動脈のその三つがだめになるのです。この地すべりについて万全の対策をお願いをしたいわけでございますが、建設省、林野庁。
たちの知恵のある点やあるいはまた私たち自体が相当備えあれば憂いなしということで考えてやっていきたいということを考えて、いま対策を講じているわけでありますが、特に地震は、地盤が地すべりとか、山崩れとかあるいはまたがけ崩れということや、急傾斜地が、あるいはまた地震が来ることによって土地が液状化状態、ヘドロのような状態になっているというようなことが非常に心配されておりますし、それから軟弱地盤が静岡県は特に由比地区
たとえばこの由比地区の百八十万立米、これがずっと落ちてきた。この工事を国鉄と建設省と林野庁でやったんです。勉強をいまもまだしているというような中で、私は、東海道本線もあの山を掘ってトンネルとして興津まで通せという提言まで実はしているんです。
○青木薪次君 東海道線、さっき言った由比地区ですね、非常にながめのいい、東海道五十三次の発端当時から見たってこれ非常にいいんですけれども、非常に大きな松があって、松が揺すられるからあそこ切り取って東海道線通さしていますから、これが逆に土砂崩壊になる。それからさっき言った固いところとやわらかいところがあるもんですからそれが地すべり現象を起こす。こういうようなところが由比の地区なんです。
○園田国務大臣 先生御指摘のとおり、由比町の周辺の市町村も含めまして、由比地区地すべり排土利用調整連絡会議というものが、林野庁を中心として設置せられておるのでございますが、お話がございましたとおり、現在の捨て土をどうするかということで、公用地を優先的に選んで実施してまいっておりますが、実は過般山本知事も国土庁に見えられまして、由比地区に一回来てほしいということでございますので、役所側を帯同して現地を
次は、日程中に遭遇した台風第二十号による被災現場並びに由比地区における地すべり防止対策の進捗状況についてであります。 駿河湾の高波のため、静岡海岸の防潮堤と海岸道路(県道)が約千メートルにわたり断続的に決壊、海水は農地を冠水して民家まで侵入、調査団も全身を波しぶきに打たれる物すごさでありました。
それから、由比地区の地すべりにつきましては、私ども大変重要な地区と考えておりまして、昭和五十年から国の直轄事業として積極的に地すべり防止工事をやっておるわけでございますが、この計画が、当時は大規模地震の発生を考慮した因子が少ないというようなことから、今回この東海大地震に備えまして、五十三年度から二ヵ年計画で、国土総合開発事業調整費をもちまして、地震動が地すべり活動に及ぼす影響を解明すべく震災対策調査
それから、静岡県の由比地区には幹線交通ルートが集中をいたしているわけでありますが、昔から有名な地すべり地帯でありまして、大地震時の災害が非常に懸念をされているわけであります。こうした地域の防災体制はひとり静岡県の問題ではなくて、経済、産業面から国レベルの問題であると思います。こうした地域の大地震時の防災計画と応急対策は、具体的にはどの地震防災計画によって盛り込まれるのか。
林野庁といたしましては、先生御指摘の由比地区におきまするところの地すべり防止事業につきまして、いま全体的な国におきまする国土保全上の最も重要な地区と考えておるわけでございます。
中でも由比地区の地すべりの問題であります。これは数年前で、私も定かには何年前であったかは記憶いたしませんが、あの由比の地すべり、あの場所に構造線が走り、大規模な地すべりが起こりました。これに対していろいろ手を打っておるわけであります。
由比地区の地すべり対策につきましては従来から、西倉沢より西部の地域につきましては建設省が担当し、東部については林野庁で工事を実施されておりましたが、昭和四十九年の七月災害を契機に、国土庁に由比地区の地すべり対策技術委員会というものが設置されまして、建設省は西地区を、林野庁の方では東地区を担当されまして調査を実施してきました。
次に、同じように今回の地震でにわかに不安材料になった点をもう一点指摘しておきたいのでございますが、これは林野庁の関係になると思うのでございますけれども、由比地区ですね。あそこにはひどい地滑りの地帯がございます。この安全というのがやはり大きな課題でございまして、この事業は昭和五十年から始まって、五十二年度からは五カ年計画で対策を進めておいでになる。
○江藤説明員 ただいま先生から御指摘いただきましたように、確かに林野庁といたしましても、由比地区におきますところの地すべり防止事業につきましては、国土保全上最も重要な地区の事業であるというふうに考えておるわけでございます。
本当に自衛隊さんに感謝しておりますが、ああした、もし一時間前、三時間前に予知された場合に、事前に自衛隊さんに出動してもらって、災害が起きない前の、事前のいろいろな避難とかそういう問題についてやっていただく、こういったような問題、交通体系の整備の問題、さらには、静岡県の由比地区の例のように、鉄道も道路も全部集中している。いままさに地震が起これば、それが仮に崩土があれば重大事故が起こる。
○国務大臣(鈴木善幸君) 静岡県由比地区の林野の地すべり防止対策、これは全国的に見ましても最も国土保全上重要な地区と認識をいたしておりまして、昭和五十年度から重点的に予算をつけまして、五十二年度までに約十六億予算がついておるわけでございます。
〔委員長退席、理事上條勝久君着席〕 林野庁といたしましては、ただいま先生御指摘のとおり、当由比地区につきまして、交通あるいは通信網の重要な要衝であるということから言いまして、国土保全上最も重要な地区といたしまして昭和五十年度から国の直轄事業ということでこれを実施することとしてきておるわけでございます。五十年度につきましては、事業費にいたしまして二億四千六百万円という額を計上しております。
先ほど申しましたように、由比地区などは国道に山がせり出ておりまして、非常に災害を受けやすい。そういうような地域ですが、駿河という言葉は、読み方によって速い川というような意味なんです。急流河川が非常にあるのは局長御存じのとおりです。そういう中で非常に天井川も多うございます。中小河川の改良を急がなければならない面もある。
○説明員(横手正君) 由比地区対策につきましては、当面各省の連絡会議を設けますとともに、技術委員会を設置する、こういうことにいたしております。各省の連絡会議でございますが、これはこの地区の総合的な調査の実施、それから基本的な対策の樹立、その後の事業実施の調整、こうしたものにつきまして、関係各省庁の調整をはかってまいりたいと、かように考えております。
○説明員(横手正君) 由比地区につきましては、当面の措置といたしましては、林野庁なり建設省なりで応急対策を講じますとともに、緊急復旧事業にもすでに実施の段階に入っております。先ほども林野庁のほうから御説明申し上げましたように、今年度三億七千万円余りの緊急事業を実施いたしつつあります。
当時避難命令は由比地区には出ておりましたが、私のほうは、災害の復旧とあわせまして農林省の許可を得まして、あるいは県でございますか、山のほうに地すべり計を取りつけまして、あわせまして固定警戒要員を由比の構内につけまして地すべり計が鳴動いたしますと、信号機が赤になって列車を未然にとめる、あわせてその固定警戒要員が列車防護をするというような安全の万全の施策をとりましたので、開通をさしたというのが第一点であります
県警本部長の説明の中に本県、特に由比地区については、その地形的条件から、交通の大動脈である東名高速道、国道一号、新幹線、旧東海道線が隣接しているため、一たび災害が発生するとすべての交通機関がストップしてしまう状態にあり、これらを解決する抜本策としては所管外ではあるが私的意見として西側にバイパス的道路の建設がぜひとも必要と思う、と述べておりますが、全く同感でございます。